怪談と探偵物語のアドベンチャーゲーム 『Rusty Winter 革杉市の厳冬』公開

Astrolabe Games は本日、『シャンハイサマー』のパブリッシングプロデューサーが手にかかる、個人開発者Ino Kinwen氏が開発したシュールな怪談x推理ゲーム『Rusty Winter 革杉市の厳冬』を正式に世界初公開しました。本作品は、中国東北地方の架空都市で起きた超自然怪奇事件を語り、ネオ・ノワール映画風のアドベンチャーゲームです。初トレイラーやSteamページも公開され、日本語字幕完全対応予定、2025年内リリース予定です。

『Rusty Winter 革杉市の厳冬』デビュートレーラー

「東北に行ったこと、ある?」

「ない。」

「行ってみ?」

「なんで?」

「異星人があるから。」

ゲーム紹介

どんなゲーム?——北の国が舞台の奇妙な探偵物語

 

ハードボイルドな探偵物語からインスピレーションを得た『Rusty Winter』は、重々しいテイストと奇妙なストーリーを基にロマンとシリアスな展開に溢れた推理を楽しむ物語です。主人公に扮したプレイヤーは、美しいドット絵を用いて作り出された架空の都市——「革杉市(グーサン市)」で不思議な事件を解決することになります。

革杉市は完全な架空都市ですが、ゲーム内の風景は――町中の看板から住民たちのしぐさまで――ほぼほぼ開発者の故郷にインスパイアされて作り出したものです。例え何のことをしなくても、ただ街中歩いているだけで、エキゾチックの異国風景を堪能出来る美しいピクセルアートです。

ありとあらゆる登場人物たちと出会い、現実的・非現実的な手がかりから失踪事件や秘密が隠された過去、宇宙人の噂に関する謎を一つひとつ解き明かしていくことが本作の主な目的です。物語が進むにつれ、OSTやアニメーション演出、ミニゲームも数多く出てくるので最後まで充実した時間を楽しめます。温かさと荒涼とした風景が入り混じる日常の中、そこで暮らす人々の消えゆく幻想と日々のあがき、変化と贖いの一瞬一瞬を自ら体験してみましょう。

舞台——2016年の革杉市

 

舞台は2016年末、北部にある重工業都市——「革杉市」では恐ろしい事件が次々に起き、立て続けに報道される失踪事件のせいで住民たちもビクビクする日々を過ごすことに…主人公に扮したプレイヤーは行方が分からなくなった家族を探すため、己の足で動くしかない末端探偵のように寂れた路地を一本一本しらみつぶしに調べ、真実を追い求めていきます。

様々な場面が登場するのも本作品の魅力です。室内も室外も、現実も幻も——細部まで完璧にこだわり、止まった時間や湧き追憶の世界へとあなたをいざないます。

都市伝説——「北地」にまつわる噂

 

数十年に渡り、革杉市ではずっとある噂が流れています。それは——この街には地球を訪れた「アヌンキナ」が残した宝が隠されているというもの。その宝物は数十世紀にもおよぶ雨風の洗礼を受け、今も極寒の北の大地に眠っているのだとか。

「アヌンキナ」の宝は富や財宝、命の秘密が記された碑石ではなく…とある扉を開くための鍵であり、その鍵を使えばもう一つの世界へ行けると言われ、信心深い人々はその世界を「北地」と呼んでいます。

住民たちはその場所こそが高度な発展を遂げているユートピアだと信じて疑わず、いつの日か必ずユートピアへ戻ることができるのだと信じているのです。

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